23/06/11 世界で一番安全な「結界」に、どうしても入れない吾我のために 

令和五年(2023) 鎌倉マインドフルリトリート 山下良道(スダンマチャーラ比丘)

正法眼蔵随聞記 412~15

ワンダルマ仏教入門 理論と実践   新宿朝日カルチャーセンター

「マインドフルネスは、たとえば足の裏を感じながら呼吸と連動して歩くことでガラッと景色が変わることであって、その時、頭の中でお喋りし続ける主体ではなく別の主体に少なからずシフトしている。このシフトがない限り景色が変わることはない」 サンガメンバーのツイート

吾我を自分とする限り、別の主体は出現せず、マインドフルネスもそこにはない。マインドフルな吾我、反応しない吾我。それは存在しない。

石材文字彫刻

2022年10月の地鎮祭の様子。結界の中での祈り。

 

 

One thought on “23/06/11 世界で一番安全な「結界」に、どうしても入れない吾我のために 

  1. いつも法話ありがとうございます。
    一方庵の皆様ありがとうございます。
    ポドキャストで聞いてるだけなのですけど、
    とっても喜びです。
    前回は失礼しました。

    私のカチン吾我の、反応したところは、
    ‘吾我はいつもここにあるから、
    だから一緒にいよう’
    と言っていると考えています。

    吾我に去ってもらいたいとか、
    この世から消えて欲しいとか考えていません。
    分離する必要もない。
    先生が昔の法話で話されていた、
    ‘完璧’の話を信じているからです。
    なんにもならない座禅。

    逆に日常で神とひびく、吾我とひびく、
    この自分の感情を愛するようにしています。

    本当はカチンはまったくありませんから、これは、
    最大の障害物?。

    訪ねてきたお坊様と道元様がなぜ対話、登場するのですか、
    雲であるけれど同時に青空だから、自分のことだからですね、と思いました。

    いつもとっても感謝しています。

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