直近の坐禅会・リトリートのご案内


鎌倉マインドフルリトリート in 一法庵


日時: 令和 六年(2024)7月28日(日曜)
    午前の部:午前10時 ~ 午前11時半 ヨーガ・アーサナ
    午後の部:午後1時 〜 午後7時 頃  法話 瞑想 ウォーキングメディテーション


会場: 一法庵
    住所:〒248-0024 神奈川県鎌倉市稲村ガ崎 1-9-32
    電話:0467-25-3637


内容: ● 青空の法話    青空が言葉となってこの世界に顕れる
    ● 青空の瞑想    ワンダルマ・メソッド
     (地水火風の瞑想+慈悲の瞑想+アーナパーナサティ)
    ● 青空のヨーガ(アーサナ + プラーナーヤーマ)板橋理江 講師 指導
    ● ウォーキング・メディテーション(稲村ヶ崎海岸)    
    ● マインドフル・ランチ
    ● ダルマ・シェアリング(お茶会)


差定:   
<午前の部> 板橋理江さん指導

  • 10:00 a.m. 青空のヨーガ(アーサナ)
  • 11:50 a.m. マインドフル・ランチ

<午後の部>

  • 01:10 p.m. 三帰依 五戒(パーリ文) 般若心経
    法話 道元禅師発願文 四弘誓願
  • 03:10 p.m. ウォーキング・メディテーション(稲村ヶ崎海岸)
  • 03:50 p.m. ヨーガ(アーサナ) 板橋理江さん指導
  • 04:20 p.m. プラーナーヤーマ、ワンダルマメソッドの瞑想
  • 06:00 p.m. ダルマ・シェアリング(お茶会)
  • 07:30 p.m. 終了

問い合わせ・申し込み:

  • 一法庵までメールでお願いします。
  • 午前のヨーガに関しては、板橋理江さんまで、メールお願いします。

参加費: 午前の部、午後の部で、それぞれの浄財箱にお布施をお入れください。


諸注意:

  • 初参加の方は一法庵の活動参加規約を一読いただき、ご理解ご了承の上ご参加ください。
  • 午前の部だけ、午後の部だけの参加も可能です。
  • ヨーガや坐禅をしやすい服装でおいでください。海岸を歩くのに相応しい靴。
  • ご自分の坐蒲をお持ちのひとは持参してください。備え付けの坐蒲もあります。
  • 昼食はこちらで、玄米、お味噌汁、漬け物、お茶を用意します。各自ご自分のおかず等をご持参ください。
  • 初参加の人は、メールでご連絡ください。

アクセス: 江ノ島電鉄・稲村ケ崎駅下車、徒歩5分。 詳細はこちらで御確認ください。


地図: グーグルマップをご覧ください。


土曜 早朝坐禅会 in 一法庵


日時: 令和 六年(2024)8月3日(土曜) 午前7時20分〜11時半


会場: 一法庵
    住所:〒248-0024 神奈川県鎌倉市稲村ガ崎 1-9-32
    電話:0467-25-3637


内容: ● 青空の瞑想
      ワンダルマ・メソッド
     (地水火風の瞑想+慈悲の瞑想+アーナパーナサティ)
    ● ウォーキング・メディテーション(稲村ヶ崎海岸)
    ● シンプル・ヨーガ + 立禅
    ● ダルマ・シェアリング(お茶会)
鎌倉稲村ヶ崎の海岸近く、大自然のエネルギーが充ちているなか、身体の微細な感覚を感じることで、シンキング・マインドが手放され、慈悲とマインドフルネスが自然と備わった「青空の次元」が自分のなかにひろがってゆきます。


差定:

  •       一法庵に集合
  • 07:20 a.m. ウォーキング・メディテーション (稲村ケ崎海岸)
  • 08:00 a.m. シンプル・ヨーガ(フェルデンクライス + 真向法)
  • 08:20 a.m. 立禅(站桩気功)
  • 08:40 a.m. 青空の瞑想 ワンダルマメソッド
    (四大分別観+慈悲の瞑想+アーナパーナサティ)
  • 10:10 a.m. ダルマ・シェアリング
  • 11:30 a.m. 終了

問い合わせ・申し込み: 一法庵までメールでお願いします。


参加費: お布施を浄財箱へお入れください。


諸注意:

  • 初参加の方は一法庵の活動参加規約を一読いただき、ご理解ご了承の上ご参加ください。
  • 午前7時20分までに、まず一法庵においでください。全員揃ってから、海岸へゆきます。
  • 坐禅をしやすい服装でおいでください。海岸を歩くのに相応しい靴も必要です。
  • ご自分の坐蒲をお持ちのひとは持参してください。備え付けの坐蒲もあります
  • 初参加の人は、メールください。

アクセス: 江ノ島電鉄・稲村ケ崎駅下車、徒歩5分。 詳細はこちらで御確認ください。


地図: グーグルマップをご覧ください。


秋川神冥窟  お盆接心


日時:令和 六年(2024)8月10日(土曜)~14日(水曜)

   4泊5日


会場:  秋川 神冥窟 

  住所: 〒190-0205 東京都西多摩郡檜原村8702

  電話:042ー598−0850


内容:   ・青空の法話  青空が言葉となってこの世界に顕れる  

毎朝の瞑想の前に、短い法話があります。長い法話は8月12日(月曜、振替休日)の午後1時半より。

    ・青空の瞑想  ワンダルマ・メソッド                

      (地水火風の瞑想+慈悲の瞑想+アーナーパーナサティ)    

   ・ 青空のヨーガ (アーサナ + プラーナーヤーマ)板橋理江 講師 指導

  毎朝、起床直後と、毎夕の二回あります。

            ・ ウォーキング・メディテーション(秋川渓谷周辺)

           ・  ダルマ・シェアリング(質疑応答)


差定:

  • 04:00 a.m.  振鈴 臥禅
  • 04:15 a.m.  起床 洗面 
  • 04:40 a.m.  朝のヨーガ(板橋理江さん指導)​
  • 05:10 a.m.  三帰依 五戒 般若心経読誦                                                                      
  •       ミニ法話 地水火風の瞑想
  • 07:00 a.m.  朝食
  • 07:40 a.m.     作務(掃除) シャワー開始
  • 09:00 a.m.  慈悲の瞑想
  • 09:50 a.m.  経行(きんひん=歩行瞑想)
  • 10:20 a.m.  アーナパーナサティ
  • 11:10 a.m.  ウォーキングメディテーション(秋川渓谷周辺)
  • 12:00 a.m.  昼食
  • 01:30 p.m.  経行
  • 02:00 p.m.  坐禅
  • 03:00 p.m.  経行
  • 03:30 p.m.  坐禅
  • 04:30 p.m.  青空のヨーガ(板橋理江さん指導)
  • 05:40 p.m.  ダルマシェアリング(質疑応答)
  • 07:10 p.m.  プラーナーヤーマ +坐禅   
  • 08:10 p.m.  立禅(站桩)
  • 08:30 p.m.  坐禅
  • 09:30 p.m.  終了 就寝

接心の初日と最終日:

  • 月10日(土曜)は、午後2時までにおこしください。
  • 午後2時頃より部屋割りをします。各自の部屋に入り荷物を整理して、3時頃よりオリエンテーションした後、ヨーガから正式に接心がスタートします。
  • 5時半に夕食(初日のみ。こちらで用意します。二日目以降は夕食はありません)。
  • 最終日の8月14日(水曜)は、昼食まで瞑想し、昼食後に一時間くらいの茶話会(反省会)をして解散。  

募集人数: 約15名まで。

  • 全期間、貸し切りになっています。
  • 男性、女性の数に制限はありません。申し込みの人数により男女別に部屋割りをしてゆきます。個室です。

問い合わせ・申し込み: 一法庵までメールで願います。(神冥窟ではなく)。メールのタイトルに「秋川神冥窟 海の日接心申し込み」とお書き下さい。

  • お名前
  • ご住所
  • お電話
  • 到着日時と出発日時 特に食事の前か後かをお知らせください。

参加費: ・宿泊実費 (神冥窟4泊5日 食事代込み)

                 2万4千円 (全日程参加者)

                 部分参加の場合は、1泊6千円 ×日数 但し1泊(2食)のみは7千円。

8月10日(およびそれ以降)に到着したときに、会計責任者に宿泊費をお払いください。

     ・お布施: 聖堂に置かれた浄財箱へお入れください。


諸注意:

  • 接心期間中は八戒を守って頂きますので、午後は飲み物のみとします。つまり、朝食と昼食の2食になります。ただし、初日の8月10日の夕食はあります。夕食後に接心は正式に始まります。
  • 期間中は、瞑想に集中するために、完全沈黙行となります。
  • 坐禅用のクッション(坐蒲)をお持ちのひとは、それを持ってきてください。備え付けの坐蒲、座布団はたくさんあります。
  • ウォーキング・メディテーションは多少の雨でもするので、雨具をお持ちください。
  • 男女別にお風呂(シャワー)があります。順番に入って頂きます。
  • 寝具類は、必ず上下のシーツと枕カバー用のタオルをご持参ください。布団はあります。洗面用具もご持参くあさい。
  • 食事は伝統的な禅寺に近いもの。朝は玄米粥、昼は胚芽米と味噌汁、野菜のおかず。
  • マイスリッパ、マイカップを必ずご持参ください。

アクセス:

JR 立川駅─〔12 分〕─拝島駅─〔17 分〕─〈武蔵五日市線〉JR武蔵五日市駅(終着駅)(新宿方面から来る際は、立川駅と拝島駅で乗換え。但し、立川経由・武蔵五日市直通の便は乗換え不要。また、西武拝島線、JR 八高線で拝島に出てもよい。

JR 武蔵五日市駅前から

バス「藤倉(ふじくら)」行き乗車─〔約35 分〕─下川(したがわ)停留所で下車

JR武蔵五日市駅改札口を出て前方にバス発着所。バスは西東京バス〔五日市営業所042-596-1611〕

☆ 下川停留所で降りたら、道路のはす向かいに「秋川神冥窟」の看板がある鉄の門があります。内側のかんぬきを外して、門を開けて中に入ります。神冥窟への下り道があります。約50 メートル降りれば神冥窟の玄関に到着。

拝島駅発 12:32 → 武蔵五日市駅着 12:49

武蔵五日市駅 藤倉行きバス時刻表

武蔵五日市駅発 13:00

下川着     13:35

下川発 武蔵五日市行きバス時刻表

下川発      14:13

武蔵五日市駅着  14:49


地図:  グーグルマップをご覧ください。

車の方は、神冥窟の住所ではなく。Googleマップなどで「下川バス停」で検索してください。


青空の瞑想とヨーガの会 in 目黒不動尊


日時: 令和 六年(2024)8月17日(土曜)  午後1時~5時


会場: 目黒不動尊 瀧泉寺  書院            

・正門から入り右手にある門のなかの建物。当日は、会場案内が掲示されます。

  住所: 〒153-0064 東京都目黒区下目黒3丁目20−26

  電話: 03ー3712−7549


内容:   ・ 青空の法話  青空が言葉となってこの世界に顕れる  

    ・ 青空の瞑想  ワンダルマ・メソッド               

            (地水火風の瞑想+慈悲の瞑想+アーナパーナサティ)

    ・  青空のヨーガ (アーサナ + プラーナーヤーマ)板橋理江 講師 指導

            ・  ウォーキング・メディテーション(目黒不動尊 境内)

             ・ ダルマ・シェアリング

1200年の歴史を誇る、名刹目黒不動尊。お不動さまの慈悲のエネルギーが境内を満たすなか、土曜日の午後ゆっくりと、瞑想とヨーガの実践をしながら、マインドフルネスと慈悲によって開かれる青空の次元を、実際に体験してみてください。


差定:

  • 12:00 書院開場。室内でお弁当も食べられます。境内の諸堂を自由に参拝、散策。
  • 12:40 受付開始 オリエンテーション
  • 13:00 住職挨拶。三帰依、五戒、般若心経
  •                     青空の法話
  • 14:00 青空のヨーガ(アーサナ)
  • 15:00 ウォーキング・メディテーション(境内+書院内)
  • 15:30 プラーナーヤーマ + ワンダルマ・メソッドの瞑想 
  • 16:40 質疑応答
  • 17:00 終了
  •       時間の余裕のある人は引き続きダルマシェアリング(車座)
  • 17:30 後片付け

問い合わせ、申し込み

 一法庵まで、メールでお願いします。(目黒不動尊ではなく)


参加費:

青空の瞑想とヨーガの会への布施は、会場にある浄財箱へお入れください。

目黒不動尊への会場費は、護摩木(1000円)をご購入ください。


諸注意:

  •   普段お使いの坐蒲をお持ちください。(備え付け坐蒲も多少あります)
  •   ヨーガマットをお持ちのかたは、ご持参ください。バスタオルでも可。
  •   ご自分の飲み物をご用意ください。ペットボトルや、マイボトルで。

アクセス:

・バス JR「五反田駅」西口より東急バス渋谷行(渋72系統)約9分 

             目黒不動尊境内 下車 大人230円 時刻表 

・徒歩 JR 目黒駅より徒歩 約20分

    東急目黒線 不動前駅より徒歩 約15分

・タクシー  山手通り「かむろ坂下」より信号2つ目右折して門前まで


地図:  グーグルマップ をご覧ください。


定員 大きな会場ですので、定員はありません。お友達やご家族と一緒においでください。

Android で一法庵のポッドキャストを聴かれている方へ(アプリの変更のお願い)

Android で一法庵のポッドキャストを聴かれている方へお知らせです。

6月24日に Google Podcasts のサービスが終了するため
Google Podcasts アプリで一法庵のポッドキャストを聴かれている方は、
今後 Pocket Casts アプリをお使いください。

Pocket Casts アプリのインストールの方法や使い方について、こちらの資料にまとめましたので参考にしてください。
https://drive.google.com/file/d/1Tw1uWDuJilMHuV7tGiGUDkHBld31u4As/view

よろしくお願いします。

2022年10月13日、11月10日、12月8日 朝日カルチャーセンター 新宿教室「仏教3.0入門 理論と実践」開講

2022年10月13日、11月10日、12月8日
朝日カルチャーセンター 新宿教室にて「仏教3.0入門 理論と実践」が開講されます。

今期取り上げる『正法眼蔵随聞記』は、道元禅師が叢林生活のなかで折に触れて弟子達に話されたものを、永平二世の懐奘禅師が書き留めたものです。その結果テーマは多岐にわたり、我々自身がいま修行するうえで向き合っている問題への、非常に的確な答えを見つけることができます。13世紀の禅僧の生の言葉を味わうことで、我々も時を超えた次元へ入って行きます。テクストを丁寧に読んだあと、残りの時間はワンンダルマメソッドの瞑想を実践し正法の世界を体験します。(講師・記)

参考書: 山下良道『青空としてのわたし』(幻冬舎)、『本当の自分とつながる瞑想入門』(河出書房新社)、『光の中のマインドフルネス』(サンガ)、『「マインドフルネス×禅」であなたの雑念はすっきり消える』(集英社)、藤田一照&山下良道『アップデートする仏教』(幻冬舎新書)、藤田一照 & 永井均 & 山下良道『仏教3.0を哲学する』(春秋社)『哲学する仏教』(サンガ)

よろしくお願いいたします。お申し込みはこちら。朝日カルチャーセンター 新宿教室 仏教3.0入門 理論と実践

2022年7月14日、9月8日、9月29日 朝日カルチャーセンター 新宿教室「仏教3.0入門 理論と実践」開講

2022年7月14日、9月8日、9月29日
朝日カルチャーセンター 新宿教室にて「仏教3.0入門 理論と実践」が開講されます。

 
この学期は、8月のお盆があるので、9月に2回行われます。
 
現在は「正法眼蔵随聞記」を読んでます。先月は、そのなかでも非常に有名なところを読みました。
 
正法眼蔵随聞記 第四の七
 
「示して云く。学道の人、悟りを得ざることは即ちただ旧見を存ずるゆへなり。本より誰がおしへたりとも知らざれども、心と云は念慮知覚なりと思ひ、心は草木なりと云へば信ぜず。仏と云へば相好光明あらんずると思ふて、仏は瓦礫と説けば耳を驚かす。
 
かくのごときの執見、父も相伝せず、母も教授せず、只無理自然に久しく人のことばにつきて信じ来れることなり。然あれば今も仏祖決定の説なれば、あらためて心は艸木と云はば、便(すなわち)艸木を心と知り、仏は瓦礫といはば瓦礫を便ち仏なりと信じて、本執をあらため去らば、道を得べきなり」
 
これを読んで何を思い出しますか?1995年3月20日を思い出しますか?え、なんのことか分からない?
 
参加者はピンポイントで理解してくれました。ありがたいです。
 
ある参加者のレジュメ。
 
「・宗教には世間的な思い込みを乗り超えさせるシステムがある。1995年の出来事とはつまり、このシステムを悪用されたということ。そうなると、このシステムはもう使えなくなる。
 
・このシステムとは、昔からの古い思い込み(旧見)を捨てるためのシステム。
 
・今までの物の見方を手放す時、やはりキツいもの。しかし手放せた時、世界がガラッと変わって、楽にもなるし、新鮮な景色がひらかれる。
・この、旧見に対して、正師がまったく聞き慣れないことを言うとき、簡単にどちらかを捨ててしまうことはするべからす。この全く矛盾する二つを受け入れる。自分の中でその二つを戦わせながら真理に近付いてゆく」
 
そう、だから私が1995年以降やってきたのは、既に破壊されたシステムに代わるものを構築すること。心は艸木だと、無理矢理に正師によって、旧見を壊してもらうのではなく、誰もがアクセスできる方法で、心は艸木だと瞑想によって実感する。そのメソッドの構築だったのだ。ほんの少しの信と思い切りで、身体の内側へ飛ぶ。その少しのジャンプだけ。はるかに容易に真理に近づけるはず。

参考書: 山下良道『青空としてのわたし』(幻冬舎)、『本当の自分とつながる瞑想入門』(河出書房新社)、『光の中のマインドフルネス』(サンガ)、『「マインドフルネス×禅」であなたの雑念はすっきり消える』(集英社)、藤田一照&山下良道『アップデートする仏教』(幻冬舎新書)、藤田一照 & 永井均 & 山下良道『仏教3.0を哲学する』(春秋社)『哲学する仏教』(サンガ)

よろしくお願いいたします。お申し込みはこちら。朝日カルチャーセンター 新宿教室 仏教3.0入門 理論と実践

2022年4月14日、5月12日、6月9日 朝日カルチャーセンター 新宿教室「仏教3.0入門 理論と実践」開講

2022年4月14日、5月12日、6月9日
朝日カルチャーセンター 新宿教室にて「仏教3.0入門 理論と実践」が開講されます。

これまで『正法眼蔵』の『現成公案』『弁道話』『坐禅儀』などを学んできました。私自身が曹洞宗の禅僧だった時に、まったく歯が立たなかったテクストです。辞書をたくさん引けば、それなりには解釈できる。でも自分が作り上げたその解釈の世界から、正法眼蔵のテクストは、どうしてもはみ出していってしまう。こちらの考えにテクストを無理して沿わせようとして、ズレが生じてるのは否定しようがなかったのです。それは何故?何か世界観とよぶべき、世界をまるごと理解する枠組そのものが、そもそも違っていたのではないか?

ミャンマーのテーラワーダ仏教のサマタ・ヴィパッサナー瞑想をすることで、人間と世界の「二重性」がわかり、それ基づいて『正法眼蔵』を読んでゆくと、いままで感じていた「ズレ」が見事に収束してゆくのを感じました。このテクストとの「相性の良さ」によって、たぶん「二重性の理論」も的外れではないと自信をつかみつつあります。ただ、そうは言っても、『正法眼蔵』のテクストは難解なのはその通り。特に、13世紀の古い日本語に慣れていない人にはかなりハードルは高いでしょう。そこで今期は『正法眼蔵随聞記』を読みます。道元禅師のテクストをそのまま理解できる喜びを味わってください。理論を学んだあとで、後半はワンンダルマメソッド の瞑想を実践し随聞記の世界を体感します。

『正法眼蔵随聞記』は色々な版がありますが、ワイド版岩波文庫がいちばんいいのでは?各自、ご用意ください。『正法眼蔵随聞記』は、道元禅師が直接書かれたものではなく、法話の聞き書きです。まとめたのはお弟子の孤雲懐奘禅師。テクストから道元禅師の肉声が聞こえてきます。


参考書: 山下良道『青空としてのわたし』(幻冬舎)、『本当の自分とつながる瞑想入門』(河出書房新社)、『光の中のマインドフルネス』(サンガ)、『「マインドフルネス×禅」であなたの雑念はすっきり消える』(集英社)、藤田一照&山下良道『アップデートする仏教』(幻冬舎新書)、藤田一照 & 永井均 & 山下良道『仏教3.0を哲学する』(春秋社)『哲学する仏教』(サンガ)


よろしくお願いいたします。お申し込みはこちら。朝日カルチャーセンター 新宿教室 仏教3.0入門 理論と実践

2022年1月19日 WEBサンガジャパン Vol.2 連載 山下良道(鎌倉一法庵)〔令和の時代の「仏教3.0」シーズン(5)〕[第1回/全8回]

WEBサンガジャパンに連載している「令和の時代の仏教3.0」も今年からシーズン5が始まりました。


連載 山下良道(鎌倉一法庵)〔令和の時代の「仏教3.0」シーズン(5)〕[1/8]

8回連載しますが、第1回なので、無料公開しています。2回目以降はオンライン会員限定になります。

シーズン4の最後で、禅定というものを通して、どうもこの世界には「もうひとつの部屋」があると発見したところから、只管打坐とマインドフルネスの間の原理的な矛盾が解けてくる過程を描くのがシーズン5の通しテーマです。

その第1回は、もうひとつの部屋が無いという前提で、スピリチュアルなものを探求したとき、どうしてもサイエンスと正面衝突してしまい、その時点で出てくる「自然」という不思議なものを解明しました。それは自然科学者が探求する自然でもないし、山のなかで農業するひとが格闘する自然でもない。もっとふわふわしたもの。

平時ならそのふわふわな自然も個人の自由の範囲でしたが、それはコロナ禍という非常事態において、サイエンスの結晶であるmRNAワクチンに対して、それを「積極的に受けたくない気分」を生んでしまった。その現象が、ヨーガ業界では顕著だったので、YOGAYOMU編集部が危機感を抱いて、「スピリチュアルはサイエンスを否定する?」というテーマで、私にインタビューしたという展開です。

このあたりを包み隠さず全部書きました。無料で読める絶好の機会なので是非お読みください。「自然」というマジカルワードから遂に自由になって、本当のヨーガ、瞑想が見えてくると思います。

2022年1月13日、2月10日、3月10日 朝日カルチャーセンター 新宿教室「仏教3.0入門 理論と実践」開講

2022年1月13日、2月10日、3月10日
朝日カルチャーセンター 新宿教室にて「仏教3.0入門 理論と実践」が開講されます。

朝日カルチャーセンター 新宿教室 仏教3.0入門 理論と実践

昨年12月の柳田敏洋神父との対談を受けて、新しい視点で、正法眼蔵坐禅儀と、普勧坐禅儀を読んでいきます。
よろしくお願いいたします。


インドでのリトリートのご案内

今年のインド行きの計画が、ようやく固まりました。詳細はこちらをお読みください。

全日程参加の方は以下の流れになります。

11月21日(木曜)〜12月7日(土曜)。16泊17日。

成田→ムンバイ→プーネ→デリー→サンカシア→デリー

今年の特徴は、いつものディアパークには都合により行かずに、プーネ郊外のヴァージュラダーツというリトリートセンターで五日間のリトリートをします。昨年既に三日間のリトリートは経験済み。まだ出来たばかりのリトリートセンターです。ムンバイ、プーネに住んでる、英語が話せるインド人たちが参加してくれるでしょう。英語でのリトリート。

日本からは、まず成田からANAでムンバイに飛んで、そこで一日リトリートもします。

プーネのあとは、デリーを経由して、サンカシヤにゆきます。仏陀の八大聖地の一つです。昨年は行けなかったところ。いわば仏跡巡礼の続きにもなります。聖地のゲストハウスに泊まりながら、その周りの釈迦族の村で村人に仏教の基礎を伝えます。インドの村人との深い交流の場になるでしょう。英語→ヒンディー語へ通訳しながら。

ムンバイ、プーネ、サンカシヤの三カ所でのリトリートになります。その間に、ムンバイ、デリー、タージマハルの観光も含みます。インドのどまんなかで、何かが見えてくるでしょう。

参加希望者は、お盆(8月15日)までには申し込んでください。申し込んだかたから、ANAの航空券を各自で購入。パスポートの準備など始めてください。

参加者が決まったら、グループチャットで、情報交換しますので、初めてのひとも細かい準備ができます。

どうしても時間ないひとは、短縮コースもできます。二日遅く出発したり、早めに帰国したりなど。要相談。

ではよろしくお願いいたします。

 

18/02/01 「インド仏教聖地巡礼の旅 釈尊六大聖地11日間」のご案内

 

 

今年の11月に、仏跡巡礼をします!いつもは、ディアパークと南インドのリトリートに行ってますが、今年はその前に、仏跡を訪ねます。

『光の中のマインドフルネス』の出版社である「サンガ」の企画です。なので、ツアーの名称もこうなります。

< サンガ企画 特別ツアー 山下良道先生ご同行 インド仏教聖地巡礼の旅 釈尊六大聖地11日間 >

< 日程> 2018年11月13日(火曜)〜23日(金曜)

<募集人員> 30名

長年の念願がついに実現です。サンガの島影社長さんからこのお話をいただき、本当に嬉しかったです。仏跡巡礼は、ディアパークでのリトリートのように自分達だけでは無理なので。

今回の仏跡巡礼は、今までのものと少し違うものにしたいと思ってます。単なる過去の遺跡を訪れて、昔を偲ぶというより、現代のインドで力強く起こっている仏教復興運動の力を現場で感じ取り、連帯してゆけたらと思います。その過程で、我々自身が、仏跡のあちこちで、短時間でもいいから、マインドフルに瞑想をできたらと思います。その為に、お願いして、ゆとりのある日程にしました。

我々は「ワンダルマ」という立場なので、テーラワーダ仏教だけではなく、仏跡で活動しているチベット仏教、東アジアの大乗仏教の人達とも深く交流できます。すべてを「ワンダルマ」として、とらえるので。それが我々の強みかな。仏跡のそれぞれの意味も、ワンダルマという立場から見ると、重層的に深く見られるはずです。

以下がパンフレットにもある、6のポイントです。

1,山下良道先生とともに北インドに点在する釈尊ゆかりの六つの聖地をお参りします。

2,3ヶ所で連泊し、駆け足ではないゆとりをもった日程です。

3,​過去の遺跡を訪ねるだけではなく、現在進行中のインド仏教復興運動に触れます。

4,山下先生指導によるマインドフルネス瞑想を、仏跡各地でおこないます。

5,仏跡各地で一番良いホテル、大型バスを利用しての巡拝です。

6,国際線往復は安心の日本航空利用 地方発着接続もできます

既に申し込み可能です。まだ時間があるので、日程調整もできるでしょう。どうぞご検討ください。

トラベルサライのサイトからお申し込みください。

PDF版のパンフレットはこちらです。