『仏教3.0を哲学する』の重版が決定しました

大変お待たせしました。『仏教3.0を哲学する』の「重版出来」が決定しました。先ほど、春秋社さんから連絡を受けました。既に春秋社さんの社内在庫も底をつきかけているようです。

いま大急ぎで印刷しているようなので、あと10日ぐらいで配本されるのではと思います。春秋社さんからは「10月中旬」と言われています。

お急ぎのかたは、楽天ブックスがまだ「在庫あり」です。よろしくお願いします。

アマゾンにも配本中なので、もうじき「在庫あり」に回復すると思います。ご迷惑をおかけしますが、いましばらくお待ちください。

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池見陽さんとの公開対談のお知らせ

フォーカシングの第一人者である池見陽さんと私の公開対談も、今週の土曜の夜に迫ってきました。お申し込みまだのかたはお急ぎください。新宿の朝日カルチャーセンターで、午後6時〜8時です。

池見陽さんが、何故、昨年から従来の「フォーカシング」を「青空のフォーカシング」にアップデートされたのか、その謎に迫ります。たくさんのクライエントと出会うセラピーの現場で、フォーカシングが成り立つ場所としの「青空」を、どうしても設定しなければいけない必然性のようなもの。そのあたりをたっぷりとお話がきけるかと思います。

普段、瞑想をしているひとも、セラピーの現場にいらしてそこに瞑想をとりいれたいと思っているひとも、たぶんたくさんのヒントが得られると思います。是非おいでください。

【新設】対談・心理療法と仏教瞑想―「からだの感じ」をどう観るのか

 

中日文化センター 7月からの新講座

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東海地方の皆さま、今年の後半にまた、名古屋の栄にある中日文化センターで、6ヶ月連続の講座があります。毎月、第一火曜の13:00〜14:30です。第一回は、7月5日(火曜)スタートです。

講座の題は、「仏教3,0から読み解く般若心経」です。以下が内容。

「大乗経典のなかで最も有名で人気のある「般若心経」。その真意は理解がしがたいです。ところが、仏教を「アップデート」してゆく運動体ととらえると、般若心経こそ仏教史の上で一番大きな「アップデート」のスリリングな表現であったと分かります。その世界を描写したのが「般若心経」です。この視点から、般若心経の言葉を丁寧に読み解きます。7月からの6カ月講座。」

平日の午後という時間帯ですが、是非おいでください。終わってから、時間ありますから、皆でお茶を飲めると思います。どうぞよろしくお願いします。

お申し込みはこちらから

16/05/04 「只管打坐3.0」で、青空の瞑想が完成する

2016(平成28)年 御岳山ゴールデンウィーク接心 山下良道(スダンマチャーラ比丘)

一法庵カリキュラム

・青空へのヨーガ  1,アーサナ
2,プラーナーヤーマ

・青空の瞑想 1,ワンダルマメソッド

          ・青空へのフォーカシング
・アナパナサティ(お腹)
・微細な感覚の瞑想
・慈悲の瞑想(1)
・慈悲の瞑想(2)
・アナパナサティ(鼻)
・青空からのヴィパッサナー

        2、只管打坐3.0

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新宿朝日カルチャーセンター 4月の講座

新宿住友ビルにある、朝日カルチャーセンター新宿教室で、月に二回講座をもっています。今年も、4月、6月、7月、8月、9月と予定されています。通例ですと、木曜の午後6時半〜8時半にあります。月の一回目が講義中心、二回目が講義と瞑想実践になります。

2013年秋に出版された「アップデートする仏教」のなかで提唱された「仏教3.0」。伝統的な日本仏教から、二回の「アップデート」を経て開かれてくる21世紀の仏教のかたち。そのアップデートの詳細を検討することが、2500年の仏教史の総括になってゆく。この入門シリーズでは、日本の禅、パーリ経典のテクストを丁寧によみながら、「仏教3.0」の生まれてくる必然性を分析します。あわせてその実践である「ワンダルマメソッド」による、自分自身の本質である青空を自覚する瞑想をおこないます。

4月14日(木曜)、28日(木曜)のお申し込みは以下からどうぞ。      

仏教3.0入門 理論と実践 学道用心集を読む(1)

【4月のテーマ】 道元禅師が宋から帰国後、「普勧坐禅儀」によって只管打坐の坐禅が広く勧められ、宇治の興聖寺を開いたころには修行者が集まり始めていた。「学道用心集」はその頃の著作。仏道修行とはそもそも何なのかを、10の視点から解説された。第一章では、大乗仏教の出発点である「菩提心」を発するとはどういうことかを論じる。無常を観じるという、仏教の基本の基本から学道のあるべき姿を考える。

過去の講義のレジュメです。

普勧坐禅儀のテクスト 

朝日カルチャー講義レジュメ 2016/1/28

朝日カルチャー講義レジュメ 2016/1/14

朝日カルチャー講義レジュメ 2015/12/24  

朝日カルチャー講義レジュメ 2015/12/10

新宿朝日カルチャーセンター講座のご案内

新宿住友ビルにある、朝日カルチャーセンター新宿教室で、月に二回講座をもっています。2016年も引き続き、1月、3月、4月、6月〜と予定されています。通例ですと、木曜の午後6時半〜8時半にあります。月の一回目が講義中心、二回目が講義と瞑想実践になります。

2013年秋に出版された「アップデートする仏教」のなかで提唱された「仏教3.0」。伝統的な日本仏教から、二回の「アップデート」を経て開かれてくる21世紀の仏教のかたち。そのアップデートの詳細を検討することが、2500年の仏教史の総括になってゆく。この入門シリーズでは、日本の禅、パーリ経典のテクストを丁寧によみながら、「仏教3.0」の生まれてくる必然性を分析します。あわせてその実践である「ワンダルマメソッド」による、自分自身の本質である青空を自覚する瞑想をおこないます。

1月14日(木曜)、28日(木曜)のお申し込みは以下からどうぞ。      仏教3.0入門 理論と実践普勧坐禅儀を読む(3)

【1月のテーマ】
道元禅師が宋での修行を終えて帰国後、仏法の核心である坐禅を、全世界にむかって普く勧めるために書かれた「普勧坐禅儀」のテクストを読んでゆきます。「道本円通」というすべては既に完璧であるという世界観に基づいて、坐禅を仏教史のなかに位置づけ、それにともなうあらゆる誤解を除いたあと、いよいよ具体的な坐禅のやりかたの叙述が始まります。実践を交えながら、坐相などを解説してゆきます。

普勧坐禅儀のテクスト

過去の講義のレジュメです。

朝日カルチャー講義レジュメ 2015/12/10

朝日カルチャー講義レジュメ 2015/12/24

 

『本当の自分とつながる瞑想入門』 新刊記念キャンペーン

『本当の自分とつながる瞑想入門』(河出書房新社)の新刊記念キャンペーンがはじまりました。
 
キャンペーンサイトより、アマゾンのページに直接飛んだり、在庫のある書店をみつけることができます。
 
宮崎哲弥さん、辛酸なめ子さん、白川密成さんの熱い応援メッセージを是非お読みください。私からのメッセージもあります。体験者のかたの声も。
 
特典が二つ用意されています。
 
本をご購入されたかたは、目黒不動尊で私が瞑想指導している動画をプレゼント。この動画をみて、ご自宅で瞑想できます。まるでお寺でサンガのなかでしているように。
 
SNSなどで、私の本の紹介をしてくださったかたには、特別なPDFによる文書をプレゼント。瞑想をどう日常生活のなかで生かして行くか、そのこつについて書かれています。
 
どちらも、簡単な手順ですので、是非お申し込みください。既に、アマゾンや町の書店で購入されたかたも、勿論申し込めます。
 
追記(12月25日)
私の新刊『本当の自分とつながる瞑想入門』は、有り難いことに、大変好評のため現在、アマゾンで在庫切れで「3〜5週以内に発送」となっています。初回、かなりの数を入れていたのですが、もう売り切れてしまったようで嬉しい悲鳴です。

ただアマゾン以外の他のネット書店、街の書店にはありますのでどうぞお探しください。

発売10日で増刷、感謝キャンペーン継続中です。いまからでも、ご応募ください。

また、キャンペーンのなかで推薦文を書いてくださった宮崎哲弥さんが、12月23日(水曜)のラジオ番組(ニッポン放送ボイス)で、なんと我々の本を大変好意的に取り上げてくださいました。番組の冒頭に、仏教書を四冊解説されているのですが、その三番目として登場します。2分30秒からです。ただ宮崎さん、出版社の名前を河出書房ではなく、筑摩書房と言い間違えていらっしゃる。そこだけが惜しい。肝心の『本当の自分とつながる瞑想入門』という題名は三回くらい言ってくださったので、リスナーの耳には残ったでしょう。実に有り難い援護射撃です。宮崎さま、ありがとうございました。

 

ポッドキャストが復旧しました!

皆さま、お待たせしました。先日のNHK「こころの時代」の出演、幻冬舎からの「青空としてのわたし」の出版が重なり、本当に多くのかたがこのサイトを訪れてくれています。非常に有り難いのですが、アクセスが集中して、ポッドキャストがダウンロードできなくなりました。

友人達に相談したところ、そのうちイスラエルの親友ががんばってくれて、文字通りどんなにアクセスが集中し、多くのひとが同時にポッドキャストをダウンロードしても、それを完璧に捌けるシステムを構築してくれました。彼はインターネットの会社を起業したプロ中のプロです。プロの仕事を見せてくれました。

たくさんのかたから暖かい励ましとアドバイスを頂いたことを感謝します。

さあ、どうぞお聞きください!快適にストリーミングもダウンロードも出来ますよ。

「こころの時代」を見損なったかたは、以下の情報を参考にしてください。


こころの時代~宗教・人生~「導かれれば青空」

再放送 6月7日(土曜)午後1時〜2時

★ ただし関西地方のかたはご注意ください。関西地方のみ土曜日に別の番組が放映されるため、「こころの時代」の再放送は 6月8日(日) 午前2:26~3:26   (土曜深夜)になります。

新刊「青空としてのわたし」(幻冬舎)が出版されました。

幻冬舎からの単著「青空としてのわたし」が出版されました。どうぞよろしくお願いします。

既に全国の書店に並んでいます。アマゾンも「在庫あり」です。1200円+消費税で、1296円ですね。どうぞよろしくお願いします。

2014-05-22

 

 

 

 

 

 

 

 

 

友人がFacebook上で発表された、以下の感想を参考になさってください。

『青空としてのわたし』(著者:山下良道/スダンマチャーラ比丘)を読む。

前作「アップデートする仏教」(幻冬舎新書・共著)で現代仏教の蘇生を提言し、今最も注目されている山下良道師の初の単独本である。

この本の頁を開く前に、(一旦帯を外して)表紙の絵をじっくり眺めてほしい。山と川のあるのどかな田園風景、青々とした大空には鳥たちが静かに舞っている。何とも穏やかで懐かしい風景である。そして浮かびあがる「青空としてのわたし」の文字。それがこの本の主題のすべてである。そこに何かを感じ響くものがあったら、この本の理解は早い。

仏教書ではあるが、自伝的要素を織り交ぜ、ご自分の歩まれた道と現代仏教の問題点を重ね合わせながら、人間の苦しみを乗り越える方法が、専門用語をほとんど使わず大変平明な言葉と表現で、分かりやすく人の心に寄り添うように書かれている。(とは言え、著者の人を見る目や社会を見る目は鋭くその主張の率直さ大胆さには驚くが、それも直截なお人柄の賜物であると思う。)

人間の性(さが)として、何か問題が起これば常に他人のせいにし、社会のせいにする等、自分以外の存在に責任を転嫁する傾向になりがちであり、それが返って苦しみを増長している。しかしながらその前に、心の悩み苦しみは「思い」が作るものである以上、まずは自分の心と向き合うことが大切なのであり、思いを手放すことで悩みや苦しみから自分を解放しなければならないと著者は鋭く指摘する。

それを解決する方法が著者の到達したワンダルマメソッドであり、キーワードが「青空」なのである。我々の本質は、慌ただしく形を変え流動する雲ではなく、その雲を浮かばせている純粋で果てのない深く澄み切った「青空」であると認識し、その視点に立ってすべてを見渡した時、すべての存在が変容し全く新しい風景となって現れてくる。
この「青空」こそが人間の苦悩を解決すると同時に、仏教そのものの再生に繋がって行くことが、前作以上に明快かつ説得力を持って語られている。

その方法論はこの本を端緒に実践していただきたいが、「青空」の視点に立って物事を見るという重要な主張は、仏教界だけでなくあらゆる世界のあらゆる問題の解決に対応できるものであり、日常的にも今後益々重要なテーマとなっていくのは必定と思われる。それだけに仏教に関心のあるなしにかかわらず、人生の諸問題に悩むすべての方々に是非読んで欲しい好著としてこの本を皆様にお勧めしたい。

そして読み終わったら、今度は空を見上げてください。いつもと違った本物の青空が見える筈です。

Podcastが繋がりにくくなっています

みなさま

いつも一法庵の法話を聞いて下さり有難うございます。昨日にNHKの「こころの時代」に出演後、このホームページにもたくさんのアクセスがあり、特にポッドキャストが繋がりにくくなっています。アクセスが集中したためだと思います。ご迷惑をおかけしますが、いましばらくお待ち下さい。昨日の法話はさきほどはダウンロードできました。

サーバーに問い合わせたところ、今までとは桁違いのアクセスがあり、これは共用サーバーのため、他のユーザーを保護するために、我々のサイトに制限を加えたようです。ようするに、今の体制ではたぶん小手先でどうにもならないようです現在のサーバーの能力を遙かに超えたアクセスがこれからもくるので。

現在、サーバーの負担を分散する方法を友人がいまとってくれています。少し時間がかかります。しばしお待ちを。

皆さまにはご迷惑をおかけしています。ストリーミングで聞くことはかなり難しいので、PodcastアプリやiTunesで、少し時間をかけてダウンロードしてからお聞き下さい。

よろしくお願いします。

鎌倉一法庵 山下良道